2015年3月13日金曜日

メールの受取り方には、テキスト形式・HTML形式があります HTMLメールは危険?!

メールの受取り方には、テキスト形式・HTML形式があります。テキスト形式とは、文字だけのメール、HTML形式とはホームページのように、メールの中に画像を入れたり、文字に色をつけたりすることができます。

 (1) テキスト形式・・・文字だけのメール形式
 (2) HTML形式  ・・・画像を入れたり、文字の色・大きさを変えられるメール形式

しかし、HTML形式のメールにはウイルスなどの危険なものを組み込むことが可能です。HTML形式でメールを受信する場合、迷惑メールなどの不審なメールには充分注意して下さい。

HTML形式のメールを悪用して、危険な画像を表示したり、メールの中のリンクをクリックすると危険サイトに誘導されます。


基本的には、HTML形式のメールを受信する場合は、ウイルス対策などの機能を持つ”セキュリティ対策ソフト”の活用は必須です。

最近のインターネットサービスでは、HTML形式メールを送るものが多いですから、基本的には、”セキュリティ対策ソフト”の活用は必要になりますが・・・



なお、HTMLメールは、テキスト形式を発展させた形式のメールで、ホームページと同じ仕組みで、文字のサイズや色を指定したり、リンクを貼ったり、画像表示させるといったことが可能になっています。

HTML形式は文字の色・大きさを変化させる事ができるので、分りやすいメールが作成でき一見便利そうですが、これを悪用したメールもあるので注意が必要です。

HTML形式を悪用した危険ソフト(ウィルスなど)があり、また、不正な処理を仕込ませたり、危険な画像を表示させたり、危険なホームページに誘導するリンクを貼り付けることができます。

また、HTMLのメールを開いただけで、ウイルス感染などの危険に会うことがありますので注意が必要ですね。

このように、HTML形式のメールはウィルスに感染しやすく、受け取った人がメールを読むとウイルスの被害に遭う危険も多いことから、HTML形式のメールを受け取ることを嫌う人も多いですね。

HTML形式のメールを悪用して、フィッシング、ワンクリック詐欺の為の不正サイトのURLを、あたかも正しいように見せかけるものまであります。



以上のことから、セキュリティー意識の高い人にとって、HTMLメールは敬遠されています。また、ウイルス問題以外にも、次のような理由でHTMLメールは敬遠されています。

 (1) テキスト形式にくらべてメールのサイズが大きくなる。
 (2) 表示に時間がかかることがある。


≪補足≫HTMLとは

HTMLとは、「Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)」の略で、複数のコンピュータにある文書を結びつける(リンクする)ために開発された「文書の書き方」です。

HTMLを使えば、他の文書にリンクしたり、文字の大きさや色を変化させたり、画像・音声・動画を表示させることができます。

ホームページはHTMLで書かれた文書です。その中に、他のホームページへのリンク(URL)が埋め込まれており、ホームページを次々にみることができます。

HTMLは、インターネットでのホームページ作成以外に、ブログ作成、メール作成などの情報発信文書に使われています。