2014年2月5日水曜日

パソコン・スマホの危険、知ることが対策の第一歩

(注)以下の記述でパソコンとあるのは、インターネットを活用するスマホやタブレットでも、同じように危険です。


パソコンの動作を不調にしたり、データを削除したり、情報を盗み出したり・・・パソコンに危害を加える危険なソフトには、ウイルス、スパイウェア、スケアウェア、ワーム、トロイの木馬など・・・様々あり、なんだか複雑です。しかし、これらを知ることは対策の第一歩になります。

インターネットが普及していない1990年代の前半までは、パソコンはインターネットに接続しておらず、パソコン単体でワープロなどを利用していました。このような時代には、ウイルスなどの危険なソフトは話題になりませんでした。

しかし、今は、パソコンは常時インターネットに接続されており、インターネット活用が日常化しており、インターネットなどを通じて、危険なウイルスや詐欺に会う機会も増加しています。

さらに、パソコンばかりでなく、インターネットを使うスマートフォンなどのモバイル端末を狙うウイルスの活動も急増していますので、これらにも注意が必要です。

安心していると、データが破壊されり、パソコンやスマホが不調になったり、個人情報を盗まれたりといった攻撃にいつ会うか分かりません。インターネットの安全・安心利用のため、まずはどんな危険があるのかを知ることが大事です。

いかに代表的な危険をあげてみます。

■代表的な危険

ウイルス        :パソコンに異常を起こす不正ソフト

スパイウェア      :情報を盗み出す不正ソフト

ボット         :コンピュータを外部から遠隔操作し悪用するもの

マルウェア       :ウイルス、スパイウェアなど被害を与える悪質なソフト全般を指します

迷惑(スパム)メール  :勝手に送られてくる不正メール(ウイルスなどが潜んでいる)

フィッシング詐欺    :本物に見せかけた偽サイトに誘導し個人情報などを盗む詐欺

セキュリティホール   :セキュリティ(安全)上の欠陥

脆弱性(ぜいじゃくせい):ソフトが持っている不具合・弱点

ゼロディ攻撃      :ソフトの不具合が修正される前に実施される、その不具合を利用した攻撃