2014年2月18日火曜日

「知らないとだまされる」インターネットの詐欺を知ろう!その対策とは?

インターネットを利用して行われる詐欺行為は「ネット詐欺」と言われますが、個人情報の盗用、架空請求などがあり、詐欺の手口も巧妙になっていますので注意下さい。ネット詐欺、パソコンに加え、スマホでも増えていますので十分用心下さい。

また、SNS(ソーシャルネットワーク)を舞台にした迷惑メールやマルウエア、フィッシング攻撃も大きく増加していますので、SNS利用者も注意下さい


ネット詐欺の主な種類としては、

・正規のWebサイトを装い個人情報を騙し取ろうとする「フィッシング詐欺」
・有料サイトの会員に登録したと思わせ、架空の料金を払わせる「ワンクリック詐欺」

などがあります。これ以外にも、様々な詐欺があります、詳しくは、下記を参照下さい。

 インターネット詐欺対策集
 http://www.ecnetwork.jp/sagi/comics.html


これらの詐欺は、主に勝手に送られてくる迷惑メールを利用して、実施されています。

  おかしいと思った不信なメールは、”無視し、何もせず、そのまま削除する”

ことです。くれぐれも用心下さい。

なお、スマホを利用した詐欺も増え、Android OSのスマホで、不正なアプリを用いて、ワンクリック詐欺があり、料金請求画面を出し続けるという事例も確認されています。

この不正アプリを利用すると、当該スマートフォンの電話番号やメールアドレスなどの情報が、業者に伝わる仕組みになっていました。パソコンの被害状況と比較し、手口が悪質化しています。

2013年に日本では、スマホAndroidのGoogle Play上で少なくとも2400個を超えるアダルト動画ワンクリック詐欺アプリが公開されるというAndroid端末ユーザーを狙った攻撃があったそうです。



■ インターネット詐欺の対策


(1) 危険な攻撃についてよく知る。

まずは、これが基本だと思います。何が危険かを知ることで、対策の必要性が分かります。


(2) 料金請求のページが表示されたり、請求のハガキがきても決して支払を行わず無視する。

常に言われていることですが、これらのワンクリック詐欺サイトを訪問しユーザー登録や料金請求のページが表示されたりしても、決して支払を行わず無視することが重要です。


(3) パソコン・スマホ・タブレットでウイルス対策ソフトを活用する。

ウイルス対策ソフトは、ウイルス対策・スパイウェア対策に加え、迷惑メール対策、パーソナル・ファイアウォール機能、フィッシング詐欺対策などの複数機能を持つ「統合型セキュリティ対策ソフト」が有効。


(4) 最新の危険なソフトを検出・駆除するため、ウイルス定義ファイルを常に更新する。

新種のウイルスに対応するために、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを定期的(自動的に)更新することが必要です。


(5) ブラウザのセキュリティ対策機能を有効に使う。

最近は、ホームページを利用した攻撃が多くなり、ブラウザも不正ソフト対策、フィッシング詐欺対策機能を持つようになりました。ぜひ、ブラウザのセキュリティ機能を活用下さい。


(6) 不信な迷惑メールは即削除が鉄則。不信メールの添付ファイルは絶対に実行せず、URLもクリックしない。

怪しいメールの添付ファイルは絶対に実行してはいけません。また、URLを安易にクリックするとフィッシング詐欺サイトなどの危険なサイトに誘導されるので注意しましょう。


(7) SNS・ブログ・動画共有サイトのコメント欄のURL(危険サイト)を安易にクリックしない。
コメント欄のURLから危険なサイト(フィッシング詐欺サイトなど)に誘導する攻撃が増えていますので、注意が必要です。


(8) 不明なソフト・ファイルはダウンロードしない

役に立つツールを装って、実はユーザに不利益を与えるソフトがあります。「このウイルス対策ソフトを使用しないと危険です!」と、インストールを強要する場合もあります。安易にソフト・ファイルはダウンロードしないことが必要です。